【レビュー】ONDA oBook11 - 外観など
前回のエントリの続きです。
今回はいよいよ見た目やスペックの紹介をします。
もう届いてOS再インストールすんぞって方は↓の記事からどうぞ。
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開封の義
箱は最近のPCの箱でよくあるようなデザイン。
11.6型のマシンなので箱も大きめです。
外箱の凹みやキズは海外通販では普通のことなのでキニシナイ
封入されてるものは本体に簡易マニュアルが2つとACアダプタ。
スマホもそうですが最近の端末は付属物簡素ですよね。
ACアダプタは結構大きめですが、ケーブルはかさばらないので持ち歩くにもそんなに邪魔にならないかも。ただ電源ケーブルは太くて邪魔だったので、市販品の直結コンセントプラグに交換しました。
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本体外観
天板、底板共にシルバー一色。素材は大部分が樹脂でヒンジ部のみ金属。
天板にはメーカーロゴが印刷されてます。
フチなどはバリ跡が残っていたり塗装の甘い部分もあります。
細かいところを挙げだすときりがないですが、触ってみて率直に抱いた感想は「想像してたよりも質感はいい」でしたね。
今回中華タブは初購入ですが、正直もっと酷いものを想像していたのでこれは嬉しい誤算でした。
oBook11はただのクラムシェルPCではなく画面が360度回転しタブレットの様に使うこともできます。
他にもテントモードや動画視聴モードなどいろいろな使い方を公式でも提唱してますね。
動画視聴モードは使わないだろうなーと思ってましたがこれは思わぬ要素によって考えを覆すことになります。詳しくは後程。
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インターフェース
oBook11のインターフェース類はすべてキーボード側に実装されてます。
標準サイズのUSBがそのまま使えるのはありがたいですね。
画像で「Lock」と記載されているキーボードの無効化スイッチは切り替えるとWindowsのデバイス取り外し音がなるのでキーボードの接続自体を切ってるようです。
oBook11はUSB2.0と3.0のスロットがそれぞれあるので転送速度を見てみました。
あと本体のeMMCとSDカードスロットも。
CPUはいろんなところにベンチ結果あるので割愛します。
本体eMMC
SDカード
USBはGigastoneの3.0対応メモリ、SDカードはsandiskのUHS-I対応64GBを使ってます。
ベンチ結果を見るにUSB3.0スロット、実はUSB2.0なんじゃないかなー…と。
デバイスマネージャ上ではUSB3.0用のドライバ入ってますけど端子は青ではなく黒なので端子側がUSB2.0なのではないしょうか。
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液晶と音
パネルは1920×1080のFHDです。
中華タブではRetinaディスプレイのモデルもありますし、特筆して綺麗というわけでもありません。
ただ特に悪い点もなく普通ですね。普通。視野角なども問題ありませんでした。
ひとつ気になるのが動画を再生すると白とびが結構あるような。
同じ動画ファイルをyoga tablet2とoBook11で再生してみましたが、比べると歴然ですね。
これはパネルのせいなのかAtomの内臓グラフィックのせいなのか不明。
スピーカーは底面に配置されてます。ステレオっぽい。
ただこのスピーカーの位置結構くせ者な気がします。
ノートPC形態で使用するとスピーカーは机の方を向くわけで、その状態で音を聞くとなんか微妙なんですよ。
スピーカーから出力された音が机に反射されたものを聴いてるので、違和感を感じてしまうんですね。
で、ここで出てくるのが↑でも紹介した4つのモードの1つ、動画視聴モードなんです。
この形態だとスピーカーは上を向くので自然に聴こえます。動画とか見るならこれですね。
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バッテリー
まだ使い始めて日が浅いので蓄積されたデータがないですが、普通にブラウジングや動画見るくらいだと4~5時間くらい。
バッテリー容量は公称値8000mAhになってますが、バッテリーの情報表示ツールを使うとこんな結果に。
…うーん、これはどうなんでしょうね。
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他モデルと比較
上を見てもわかるように2in1PCは10万オーバーか5万アンダーの価格帯がほとんどです。
当然oBook11の比較対象になるのは5万アンダーになるんですが、スペック見てみるとCPUがCeleronだったりストレージがHDDだったり液晶がFHDじゃなかったりと随所にコストカットしたんだな、という点が見えます。
スペック的には比較すればどちらも大体同じくらいになるかな、という感じですね。
だったらAtomでも最新のcherry trail搭載していて、画面もFHDなoBook11の方がおもちゃとしては楽しそうな気がするんですよね。安いし。
もちろんメインマシンとして使うなら保障などの体制がしっかりしてるメーカー物を買った方がいいのは言うまでもありません。
今回初めて中華タブレットを買ってみて、めんどくさいけど触ってて面白い端末だな、と感じました。
oBook11はWindowsオンリーですが、中華タブにはAndroidがデュアルブートできる機種も多いのでその辺もいずれ試してみたいです。
かつて海外製WindowsMobile端末や初期のAndroidをローカライズして楽しんでいた方々は当時と同じような楽しみ方を味わえるかもしれません。
次はOSの設定やバッテリー消費周りの構成なんかを追ってみたいと思います。
では。
ONDA oBook11購入! からのOS再インストールとセットアップ
大体1年周期で新しいタブレット端末欲しい病が発症します。
今回はいろいろ物色しているうちに「中華タブレット」に行きつきました。
で買ったのがこれ
Aliexpress経由で注文し、約1週間で到着。
上の記事中ではメモリとストレージが2GB/32GBですが、4GB/64GBモデルもあったのでそっちを注文。
届いたものを起動すると「V」という名前のユーザーが作られておりノーパスでログオンできちゃう状態。
言語も英語になってたのでおそらくショップ側が気を利かせて何かやってくれたんでしょうけど、そのまま使うのもいい気持ちはしなかったのでOSインストールからやり直すことにしました。
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事前準備
・doubledriverでドライバ一式を取り出しておく
・Windows Product Key Viewerでライセンスキーを控えておく
・Windows10 Home x64のisoイメージを用意する
あとは普通にインストール
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インストール後のセットアップ
動作確認しつつ以下の点をチェック
・音鳴るか
・画面回転できるか
・タッチパネル使えるか
・物理キーボード使えるか
・デバイスマネージャに不明なデバイスがあるか
・Wifiの検出ができるか
チェックする中で引っかかったのがタッチパネルとWifiでした。
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発生した問題
Wifi:デバイスマネージャ上では正常だけどアクセスポイントの検出ができない
タッチパネル:デバイスマネージャ上では正常だしタッチの反応はあるけどタッチ場所が実用不可なくらいずれる
このふたつ、デバイスマネージャ上では正常に動いてるように見えるしdoubledriverで抽出したドライバ再適用しても改善されず。
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解決策
発売元のサイト見にいったらWifiとBluetoothのドライバっぽいものがあったのでダウンロードしました。
http://www.onda.cn/Tablet_Supports.aspx?id=310
中国語さっぱりわからないので手探りで…
「WIFI X64驱动 [驱动]」をダウンロードして中身を見ると、ドライバファイルの他に「install.cmd」という名前のバッチファイルと「43430r0nvram.txt」という名前のテキストファイルが入ってました。
バッチファイルをメモ帳で開いて中に書いてある手順通りに「43430r0nvram.txt」を%WINDIR%\System32\Drivers\に配置してから再起動するとちゃんとアクセスポイントを検出できるようになりました。
どうも配置したテキストファイルはWifiモジュールのコンフィグファイルっぽい。
今回は手順追いながらやりたかったので手動でやりましたが、バッチファイルの記述はドライバのインストールと↑のファイルを配置してるだけなので、バッチファイルを実行するだけでもうまくいくと思います。
Wifiは繋がないので検出できるところまで確認したらOFF
タッチパネルドライバも公式にないかと探してみると、非常にわかりにくいですが「obook 11 Windows10驱动包(V1版本) [固件]」がoBook11のドライバファイルセットのようです(これはググってて気づいた…。
中に入っている「V1版本 触摸驱动」がタッチパネルのドライバで、やはりこっちも「SileadTouch.fw」という名前のコンフィグファイルが同梱されてました。
こっちはバッチファイルをそのまま実行。管理者権限で実行するのを忘れずに。
再起動するとちゃんとタッチパネルが使えるようになってました。
これで全機能使えるようになったことが確認できたので、ようやくOSの設定をいじりはじめることができます。
次は 外観とか使用感のレビューとか追加した設定なんかを書こうと思ってます。
それはまた次の記事で。